2016年07月

 クトゥーチクの顔からすーっと血の気が引いた。「ウルゴ?」かれはあえいだ。「気の毒に、老クトゥーチク」ベルガラスはいかにも残念そうに頭を振った。「めっきり腕が落ちてきてるようだな。計画は悪くなかった。だが、どうしてわしをこんなに近づける前に王女が本当に一 ... もっと読む

「まさか」シルクは笑った。「じゃあそれでわかった。たぶんぼくはおばさんと同じ人種だよ」 シルクは鋭くガリオンを見た。「なんといっても、ポル母乳餵哺おばさんはぼくのおとうさんの姉さんなんだから。おかあさんの親類かと思っていたけれど、それはまちがいだった。お ... もっと読む

↑このページのトップヘ